Name? Bomb, Cherry Bomb

映画のこととか、音楽のこととか。目指せ文化系女子。

K-POP meets Moombahton vol.2

お久しぶりです。K-POP×ムーンバートンの特集記事も早二回目。韓国歌謡界における EDM及びムーンバートンブームは留まるところを知らず、楽曲数は増える一方。EDMファンには堪りません。ムーンバートンという音楽ジャンルの概要や洋楽との相関性などについてはvol.1でたっぷり紹介したので、今回は前置きはほどほどに、早速本題の楽曲紹介に入ります。

 

 

詳しくは前記事参照。

 

che2rybomb.hatenablog.com

 

 

1. Really Really / WINNER

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ナム・テヒョンの脱退により新たに四人組となった新生WINNERの最新曲はキャッチーでメロディアスなポップ寄りのムーンバートン。ムーンバートンが二曲連続大ヒットのBLACKPINKに引き続き、天下のygエンタもどうやらその味をしめたようだ。個人的にもこれは最近出た数々のムーンバートンの中でも大のお気に入りで、筆者のApple Musicの再生回数トップは長いことreally reallyである。

 

 

2. NINANO / Minzy

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元2NE1のミンジ、事務所移籍後初のソロ曲はBPM高めのムーンバートン。元祖ダンシングマシーンの彼女にもってこいのアップテンポなダンスチューンだ。どこかエキゾチックなサウンドが、流行りのムーンバートンを「ミンジ」らしくアップグレードしているようだ。

 

 

3. Rumor / K.A.R.D

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まさに「ムーンバートンと言えば彼ら!」と言いたくなるような、韓国歌謡界において最早ムーンバートンの代名詞となりつつあるDSPメディア発男女混合グループの3rdデジタルシングルはまたもやムーンバートン。前二曲に比べてBPMは比較的低めだが、これもまたいつも通りのダンスチューン。世界中での爆発的な人気にも納得の一曲だ。

 

 

4. Steal Your Heart / UNIT BLACK

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昨年よりMnetにて放送されていたサバイバル/オーディション番組「少年24」発のボーイズグループUNIT BLACKのデビュー曲は王道系のムーンバートン。洋楽風味が強く、クオリティの高い一曲だ。

 

 

5.LOVE / PSY feat. Taeyang from BIGBANG

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韓国歌謡界の大御所中の大御所、PSY先輩の最新アルバムの収録曲にもまさかのムーンバートンが。比較的バウンスは抑えめでフラットな曲調だがこれも確かにムーンバートン。フィーチャーに加わったBIGBANGのテヤンの歌うメロディアスなサビが如何にもygらしい。

 

 

6. ECHO / Seven O'Clock

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サビのエレクトロニックなサウンドがJBのLet Me Love Youを彷彿とさせる。グループの認知度があまり高くないので如何にも「隠れた名曲」といったところだろうか。そのままSpinnin Recordsから出てもおかしくない、超絶王道のムーンバートンだ。

 

 

7. Why Don't You Know / CHUNGHA feat.Nucksal

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プロデュース101/I.O.I出身の期待の新生ことチョンハのデビュー曲は、トロピカルなサウンドが如何にも夏らしい爽やかなムーンバートン。K-POP女性ソロ歌手の花形イ・ヒョリキム・ヒョナの系譜を継ぐに相応しいナンバーだ。ボーカルとダンスの両者に特化した楽曲なので、マルチタレントなチョンハの魅力が最大限に引き出されているように思う。今後の活動にも期待大。

 

 

こちらも併せて。

 

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K-POP meets Moombahton(ムーンバートン) 〜EDMの次はこれが熱い!〜

これまで3回にわたってK-POP meets EDMというタイトルで特集を書いてきたが、ここで少し方向を転換、K-POP界に到来した新たな音楽ジャンルを紹介したいと思う。

それがすなわち”Moombahton Trap(ムーンバートントラップ)”である。この言葉に聞き覚えのある方も、そうでない方もいると思うが、そもそも「ムーンバートントラップ」の定義とは、

ムーンバートン(Moombahton)は、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種である。 主にチョップド・アンド・スクリュードの手法を使用している。(Wikipediaより)

ということなのだが、これだけでは何のことを言っているのかわからないと思うので、実際に、有名どころの洋楽から例をいくつか挙げてみたい。

 

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そもそもムーンバートンとはEDMの派生ジャンルの1つ。【四つ打ちビート】【ドロップ】【華やかなエレクトロサウンド】が特徴的だったEDMに対して、ムーンバートントラップの特徴は《独特のシンコペーション》と《比較的スローなテンポ》。前者のBPMが平均128なのに対して、後者は108〜110。同じエレクトロニックでも、その様相はかなり異なる。

このムーンバートン、数年前からじわじわと勢いを強め、世界的なブームが到来したのは昨年2016年。上に挙げたようなDJのミックスやクラブソングに留まらず、最近では洋楽ポップスでも人気の音楽形態だ。例えば、昨年世界中で爆発的にヒットしたDrakeのOne Dance、リリース以来長らくビルボードTop100チャートで一位を独占し続けているEd SheeranのShape Of You、なんかがムーンバートンの応用にあたる。ここからもこのムーンバートントラップがいかに裾野を広げているかがわかるだろう。

 

さて、前置きはこのくらいにして、ここで漸く本題のK-POP界におけるムーンバートンソングの紹介に入ろうと思う。

 

1. Blood Sweat & Tears / BTS

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記念すべき一曲目はBTSの「血、汗、涙」(いつ見ても強烈なタイトル笑)

恐らくK-POP界におけるムーンバートンブームの先駆け、或いは新しいジャンルの草分け的存在となったのがこの一曲であろう。シンコペーションのよく利いたトラップサウンドといかにも防弾少年団らしいメロディアスな旋律の融合が見事だ。彼らのキレッキレで激しいダンスにもぴったりなのではないだろうか。

 

 

2. Me Like Yuh / Jay Park feat.Hoodie

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韓国版ジャスティンビーバー(筆者が勝手にそう呼んでいるだけ)ことパク・ジェボムの最新曲もムーンバートン。サウンド然り、(貼ったリンクはコレオメインだが)ミュージックビデオ然り、どう考えてもドレイクを意識しているであろうウエスタンライクなダンスチューン。彼特有のウエスタンでファンキーなスタイルにムーンバートンはまさにもってこい。これは英語版も同時にリリースされているし、洋楽の括りに入れてしまっても差し支えないのではないだろうか。

 

3. Whistle / Blackpink

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yg期待の新人ガールズグループのデビュー曲は少しエッジの利いたムーンバートン。彼女たちのパンクでエキゾチックな雰囲気にぴったりの一曲だ。無機質なラップと情感豊かなボーカルのコントラストが絶妙。

 

 

4. Playing With Fire / Blackpink

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Blackpinkは続いてのリリースもムーンバートンで攻める。前曲に比べるとやや王道より。今は亡き2NE1の系譜を継ぐに相応しい、洋楽アーティストも顔負けの一曲だ。本題からは逸れるが、音楽放送時の衣装がいつも可愛い。

 

 

5. Meow Meow / CLC

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デビュー以降の可愛いガーリーコンセプトから、韓国のセックスシンボルことキム・ヒョナ大先輩のご指導の下で、ゴリゴリのガールクラッシュコンセプトへと華麗な転身を遂げたCLCのアルバム収録曲。曲自体の知名度こそ低いものの、王道ムーンバートントラップをベースにした良曲。(どうやら巷では一つ前に紹介したBlackpinkの火遊びと似ていると言われているよう…)

 

 

6. Oh NaNa / K.A.R.D

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DSP発の男女混合グループのプレデビューデジタルシングルもムーンバートン。「アイドル」ではなく飽くまでも「アーティスト」路線なのが最近のK-POP界にはどこか目新しくて新鮮。古参ケーポッパー(自称)としては、baby karaとしてkara projectで艱難辛苦を共にしてきたソミンと元KARAヨンジがこうしてまた一緒に活動しているのを見ると非常に感慨深いものがある。

 

 

7. Don't Recall / K.A.R.D

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前曲に続き、K.A.R.Dのセカンドシングルもまたムーンバートン。ミュージックビデオや衣装など、一貫してシックなイメージの強い彼らにぴったりのこれまたシックな一曲。

 

 

8. Fire Truck / NCT127

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一風変わったハードなムーンバートン。正直に言って私はまだNCTというグループの根本的な仕組みを理解しきっていないので果たしてこれをデビュー曲と言って良いのかは微妙なところだが、いかにもSMボーイズらしい個性の強い一曲だ。Cメロから終盤にかけて、DJ SNAKEのLight It Upを彷彿とさせるトランペットのサウンドが入るのが特徴的。

 

9.  Never Ever / GOT7

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リリースほやほやgot7の最新曲もムーンバートン。前回のEDMソングに引き続き、洋楽調の流行りに乗る形となったが、「洋楽風」であってもどこかに常に「got7らしさ」「JYPらしさ」が垣間見えるのが彼らの良さと言えるだろう。

 

 

EDMに関しても言えることだが、何せエレクトロニックミュージックは、四つ打ちなら四つ打ち、シンコペーションならシンコペーション、と、どの曲も同じビートを使うので「似ている」と思われるのは仕方ない、寧ろ当たり前のことなのかもしれない。それを頭ごなしに「パクリ」としてしまうのは少し安直過ぎる気もする。流行やトレンドに敏感で、最先端のものをいち早く取り入れられるのは、ある意味K-POP、そして韓流文化全体の強み。それが今日のK-POPの世界規模での大きな発展に繋がっていることも忘れてはならない。もっとも筆者自身長年K-POPファンをやっているので、数年前を思い出しては「あの頃の○○は良かったなあ」などと、俗に言う「懐古」の情に耽ることも少なくないが、それでもやはり前を向いて日々目覚ましい変容を遂げる「今のK-POP」を楽しむのも決して悪くないのではないか、と思うのだ。

 

 

追記:第二弾はこち

 

K-POP meets Moombahton vol.2 - Name? Bomb, Cherry Bomb

 

K-POP meets EDM vol.3

あけましておめでとうございます。K-POP界のEDMブームは留まるところを知らず、この特集記事も早第三弾です。以前の記事も併せてどうぞ。

 

第一弾

 

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第二弾

 

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1. Heartbeat / AMBER X LUNA feat. Ferry Corsten, Kago Pengchi

 

SM STATIONからまたもやEDM「風」ではないザ・王道系の良曲。第一弾で紹介したWaveに引き続き、f(x)のルナとアンバーに、オランダ出身のDJ、Ferry Corstenと韓国人DJのKago Pengchiをフィーチャー。ピアノバラード調で始まるイントロに、徐々にビートやエレクトロニックなサウンドが加わりながら、少しずつボルテージが上がっていく高揚感が最高に良い。個人的にSMエンタはあまり好きではないのだが、STATIONには、いちK-POPファン、そしてEDMファンとして感謝せざるを得ない。

 

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2. How's This? / Hyuna

 

ここまで来るとももう誰にも文句は言えない、韓国民のセックスシンボルことヒョナ様ソロ。欧米人と並んでも引けを取らない流石のオーラが曲調にぴったり合った、毎度お決まりのダンスチューン。

 

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3. Hard Carry / GOT7

 

最近絶好調のgot7の最新曲は、彼等のハイレベルなダンススキルが光るアッパーチューン。昔ながらのJYPサウンドが薄れてしまったのは悲しいが、クオリティの高いEDM風味の一曲。

 

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4. Freal Luv / Far East Movement x Marshmello feat.Chanyeol & Tinashe 

 

今回の特集でも一番に注目したいのがこの一曲。EDM業界がK-POP市場からご指名ピックアップというまさかの逆輸入。EDM好き御用達チャンネルSpinnin Recordsに我らがチャンヨル君の名前を見つけたときの衝撃!共作DJにMarrshmello、そして今日の洋楽界隈で超絶ホットなTinashe嬢をボーカルのメインフィーチャーに添え、チャンヨル君はご自慢の低音ボイスで立派にラップパートをこなしている。今回のアルバムでFar East Movementは数々の韓流歌手(主にSMエンタ)をフィーチャリングしているので、この記事の中でもいくつか紹介しようと思う。

 

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5. Don't Speak / Far East Movement feat. Tiffany & King Chain

 

FEM、前曲に続いて今度は少女時代の英語要員ティファニーをメインボーカルにフィーチャー。中毒性の高い、如何にも「洋楽」な良曲。東洋と西洋の融合ともいうべきエキゾチックなMVも良い。

 

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6. Rainbow /Planet Shiver feat. Crush

 

コテコテのR&BシンガーのCrushにEDMはミスマッチな気もするが、爽やかなメロディーが気持ち良い一曲。

 

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7. Crazy For You / G.Soul

 

ハウス系EDM系サウンド。先ほどのCrushと同様コテコテのR&BシンガーのG.Soulだが、彼の場合オリジンが欧米なので、Youtubeのコメント欄を見れば一目瞭然だが、彼の歌声は欧米の洋楽歌手そのもの。

 

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8. Years / Alesso feat. Chen from EXO

 

やってくれましたSMエンタ!!!EDM界隈では最早鉄板アンセムと化した言わずと知れた名曲Yearsの韓国語版オフィシャルリメイク!!!ティーザーを見た瞬間筆者の心は喜びに震えました。アレッソのキラキラ系美メロな作風とEXOのメインボーカルことチェンの伸びやかな声がぴったりマッチしている。

 

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原曲はこちら。

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9. Highlight / SEVENTEEN

 

恐らくこの一曲より多大なインスピレーションを受けて制作されたのであろう。以上。

 

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特集を続けるためにも韓流歌謡界のEDMブームが続くことを祈って。トゥービーコンティニュード。

 

 

 

K-POP meets EDM vol.2

前回の続きです。

 

 

 第一弾はこちら。

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1. Free Somebody / Luna (from f(x))

 


LUNA 루나_Free Somebody_Music Video

 

4wallsの系譜を継ぐ王道ハウス系EDM。言わずもがなLDN NOISE大先生のプロデュース。ついつい踊り出したくなってしまうようなアッパーチューンはテンションを上げたいときには必聴。アニメーションと三次元を融合したポップでカラフルなミュージックビデオにも注目。

 

 

2.Fire / BTS

 


방탄소년단 '불타오르네 (FIRE)' MV (dance ver.)

 

アップテンポなダンスナンバー。曲調はヒップホップ要素が強いが、一言台詞を入れてからのドロップが如何にもEDMらしい。防弾少年団のキレのあるダンスは、この手のエレクトロニックサウンドにもってこいだ。

 

 

3. I'm ill / Hello Venus

 

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kpop界の言わずと知れたヒットメーカー、勇敢な兄弟によるプロデュース。MVは相変わらずチープだが、聴けば聴くほど頭から離れなくなるスルメソング。エレクトロニックなサウンドを全面的に押し出して、最早kpop定番の歌謡曲の色を殆ど残していない。

 

 

4. Burn / Sunmi

 


선미 (Sunmi) - Burn

 

割と低予算な気もするが、それなりに王道のEDM曲。アルバム全体のヴァンパイアコンセプトとどこか不気味なで妖しい曲調がぴったりマッチしていて良い。

 

 

5.Save Me / BTS

 


방탄소년단 'Save ME' MV

 

すっかりEDM気触れサウンドに味を占めた防弾少年団。こちらはJack Üの曲風を真似ているのが一目瞭然。サイケデリックなサウンドのサビが耳に残る。

 

 

6. All Mine / f(x)

 


[STATION] 에프엑스_All Mine_Music Video

 

LDN NOISEに外れ無し!以上!(雑)

 

 

7. Secret / Yuri and Sohyun (from SNSD)

 


[STATION] 유리 X 서현_Secret_Music Video

 

LDN NOISEに外れn(略) 個人的にSMエンタはどうも性に合わず、好きではないのだが、コンスタントに良曲を提供してくれるSM STATION(とLDN NOISE大先生)には感謝だ。

 

 

8. Monster LDN NOISE creeper bass remix / EXO

 


[AUDIO] EXO Monster (LDN Noise Creeper Bass Remix) - Single

 

LDN NOISE繋がりでおまけの一曲。自らcreeperと言うだけあって、ドロップ前の日本人女性の声ので「ロンドンノイズ」の一言が虫唾が走るほど気持ち悪い。(そこ)

 

 

 

 

果たしてkpop市場のEDMブームはいつまで続くのやら…。大のEDM愛好家の私としては嬉しい限りなのだが、やはり昔の古き良きフックソングが懐かしかったりもする。

次回もお楽しみに〜。 to be continued :)

 

 

 

追記

 

第三弾

 

 K-POP meets EDM vol.3 - Name? Bomb, Cherry Bomb

 

 

 

 

K-POP meets EDM

どうやらここ最近のk-pop市場は世界のEDM人気に乗じることを覚えたらしく、EDMファンには堪らない良曲がガンガン発信されているので、この際まとめてみようということで、まとめてみました。さ、行きましょ。

 

 

 
1. Wave / R3hab, AMBER&LUNA
 
 世界的DJのR3habにf(x)のアンバーとルナをボーガルとしてフィーチャー。つい数日前にリリースされたばかりだが、これはkpop好きもそうでない人も全力で楽しめるEDMサウンド王道中の王道。クラブのポールをがっしり握って踊り狂いたくなるスーパーダンスチューン。
 

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 2. Pick me / produce 101

 

韓国のMnetで昨年末から先月まで放送されていた練習生サバイバルプログラム、produce101の課題曲として番組の放送に先駆けて公開された話題性抜群のダンスチューン。プロデューサーは韓国EDM界の重鎮DJ KOO
ミキシングを担当してるDJ兼作曲家のMAXIMITEがさりげなくイケメンなので要チェック。

Maximite minchul shin (@maximiteshin) • Instagram photos and videos

歌唱レベルはさておきドロップ以降がスルメなので必聴。

 

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3. View / SHINee

 

K-POP界にEDM旋風を巻き起こすきっかけとなったまさに張本人である名プロデューサー、LDN NOISE(ロンドンノイズ)のプロデュース。ここ最近SMとの癒着が著しい。ハウスとk-popってこんなに相性が良いもんなんだと教えてくれた一曲。プールの底のような清涼感がこれからの季節耳に優しい。

 

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LDN NOISE | Free Listening on SoundCloud

 

 

4. 4 walls / f(x)

 

先述のViewに続いてLDN NOISEのプロデュース。サビだけがハウス風味だったviewと比較してこちらは一曲丸ごと完全にハウス。確かにハウスなんだけども流れるようにメロディアスな旋律がkpopらしくて良い。

f(x)のミステリアスで掴みどころのない雰囲気はこの手のエレクトロニックな音楽と相性抜群。
 

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5. OMGT / mad town


昨年世界中で大ヒットした、Major Lazerのlean onの二番煎じ感は否めないがそれでも依然として良曲。キャッチーなメロディとoh my god thanksのフレーズがイヤーワーム必至。個人的なお気に入り。

 

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6. 24hours / make some noise (from Produce 101)

 

先に紹介したproduce 101のコンセプト評価ミッションで組まれたユニットmake some noiseによるナンバー。pick meの製作コンビ、DJ KOOとMAXIMITEによるプロデュース。Bメロがトロット風なお陰で完全に洋楽に傾倒してないのがポイント。これもpick me同様ドロップ以降が最高にアガる。

 

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7.Light Saber / EXO 

 

昨年末の最新作公開に乗じてEXOとスターウォーズがタイアップ。これまたヒットメーカーLDN NOISEのプロデュース。完全にSMエンタと癒着してるのがわかる。これもview同様サビがほんのりハウス風味。聴けば聴くほどハマるスルメソング。というか、LDN NOISEの楽曲は基本スルメ。

 

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8. Sugar free / t-ara

 

 この曲実はちょっと古め。Big room系のEDMサウンドを取り入れるという恐らくkpop界初の試み。(と言ってもほぼほぼ出だしだけ)

発表当時はDVBBS&BorgeousのTSUNAMIのパクりなんじゃないかと騒がれてた記憶があるけど、個人的にはそこまで似ているとは思わない。
 

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9. DOPE / BTS 

 

この曲に関しては、Flo RidaのGDFRから多大なインスピレーションを受けていることは間違いないだろう(オブラートに包んだつもり)

 

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10. HATE / 4minute

 

これなんかはもう完全に洋楽と言って良い範疇だろう。流石のクオリティだ。ドロップ、というかサビの重低音がクセになる。

 

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さて、こんなところだろうか。流行のものを見つけると直ぐさま食いついてあっという間にものにしてしまうのがkpopの長所であり短所。話題性や流動性に長けている分並行して、廃れ、飽きられるスピードも恐ろしいほど速い。持って半年、といったところか。これまでの間、様々なジャンルに挑戦してはみるみるうちに市場を広げ、世界中に根強いファンを獲得してきたkpopだが、ここ最近どうも、韓流全体が停滞期なように思えて仕方がない。(と言っても今までも何か一つのコンセプトに落ち着いたことがあるわけでもないのだが)基本的に欧米の二番煎じがスタンスなのは今に始まった事ではないが、それでも、kpopにしかない、”kpopならではの良さ”みたいなものがある。近年はどうもそれが、徐々に失われてきた気がしてならないのだ。マンネリ化してきたと言えば、確かにそうだ。果たして韓流はこのまま下降線をたどるのか、或いはこれまで以上にその人気を上げていくのか、これまで私がkpopに向けてきたような情熱も既にすっかり冷え切ってしまったけれども、その行く末をこれからも細く長く、陰からこっそりと見守っていこうと思う。 

 

 第二弾はこちら。

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【歌詞和訳】Sk8er Boi/Avril Lavigne

 

Avril Lavigne - Sk8er Boi - YouTube

 

"Sk8er Boi" 和訳

 

He was a boy.

彼はごくごく普通の男の子で、

She was a girl.

彼女も同じく、ごくごく普通の女の子だった。

Can I make it anymore obvious?

これ以上わかりやすく言う必要ってある?

He was a punk.

彼はパンク・ロックをやってて、

She did ballet.

彼女はバレエをやってた。

What more can I say?

これ以上私に言えることなんてある?

He wanted her.

彼は彼女のことが好きだった。

She'd never tell.

彼女は口に出してこそ言わなかったけど、

Secretly she wanted him as well.

密かに、彼のことが好きだった。

And all of her friends stuck up their nose.

でも彼女の友達は皆んな鼻高々で、

They had a problem with his baggy clothes.

彼のバギーな(=ダボダボな)洋服が気に入らなかった。

 

He was a skater boy.

彼はスケーターボーイ。

She said, "See ya later, boy."

彼女は言った、「じゃあ、またね」

He wasn't good enough for her.

彼女は高嶺の花だった。(彼は彼女には相応しくなかった。)

She had a pretty face but her head was up in space.

彼女、確かに顔は可愛かったけど、頭はぶっ飛んでた。

She needed to come back down to earth.

宇宙から、地上に戻って来なきゃいけないくらいに。

 

Five years from now, she sits at home feeding the baby.

5年の月日が経って、彼女は家で赤ちゃんにご飯をあげてる。

She's all alone.

独りぼっちで。

She turns on TV and guess who she sees?

テレビを点けたら誰がその目に飛び込んできたと思う?

Skater boy rockin' up MTV.

あの“スケーターボーイ”がMTVでロックンロールしてた。

She calls up her friends.

彼女は友達に電話した。

They already know.

皆んなとっくにそのことを知ってて、

And they've all got tickets to see his show.

おまけに、彼のライブのチケットまで持ってる。

She tags along,

彼女はそれについて行った。

Stands in the crowd,

観衆の中に立って、

Looks up at the man that she turned down.

見上げた彼は、かつて自分がフった男…

 

He was a skater boy.

彼はスケーターボーイ。

She said, "See ya later, boy."

彼女は言った、「じゃあ、またね」

He wasn't good enough for her.

彼は彼女には相応しくなかった。

Now he's a superstar

今や、彼はスーパースターで、

Slammin' on his guitar

ギターを掻き鳴らしてる。

Does your pretty face see what he's worth?

あなたのそのカワイイお顔には、彼の本当の価値が見えてなかったの?

 

Sorry, girl, but you missed out.

お気の毒だけど、あなた、大切なものを見逃しちゃったわね。

Well, tough luck, that boy's mine now.

残念ながら、今じゃ彼は私のもの。

We are more than just good friends.

友達以上の関係なの。

This is how the story ends.

こうして物語は終わりを告げる。

Too bad that you couldn't see...

見届けられなくて残念ね…

See that man that boy could be.

あの時の少年がどんな男性になったのかを。

There is more than meets the eye,

目と目を合わせただけじゃわからない、

I see the soul that is inside.

私はその魂の中身まで、ちゃんと見えてる。

 

He's just a boy, and I'm just a girl.

彼はごくごく普通の男の子で、私もごくごく普通の女の子。

Can I make it anymore obvious?

これ以上わかりやすく言う必要ってある?

We are in love.

私たちは愛し合ってる。

Haven't you heard how we rock each other's world?

私たちがどうやってお互いの世界を揺さ振り合ってるのか、聞いてみたくない?

 

I'm with the skater boy.

私は“スケーターボーイ”と付き合ってる。

I said, "See ya later, boy."

私は言うの、「じゃあ、後でね」

I'll be backstage after the show.

私はショーの後のバックステージで彼と落ち合って、

I'll be at the studio singing the song we wrote

スタジオで私たちが一緒に書いた歌を歌うの。

About a girl you used to know.

あなたも知ってる、かつてのある女の子についての歌をね。